薬用皮ふ保護クリーム
ビューテS
ビューテS 成分概要
名称 | ビューテS |
薬事法承認区分 | 医薬部外品 |
表示成分 | 酸化亜鉛、ワセリン、パラフィン、流動パラフィン、セタノール、セトステアリルアルコール、ラウリル硫酸ナトリウム、パラオキシ安息香酸メチル、ベンガラ、精製水 他5成分 |
効能 | あらゆる外的刺激物に対するお肌の保護。手アレ、肌アレ、ひび、あかぎれの予防。 (洗剤、シャンプー、パーマ液、消毒液、樹液、土壌、酸、アルカリ、各種接着剤、切削油、硬化剤、各種化学品、有機溶剤、アルコール、アンモニア、ガソリンなどからのお肌の保護) |
お仕事の前に塗る!バリアクリームという新習慣
「後に塗るハンドクリーム」
「前に塗るバリアクリーム」
混同されがちな“ハンドクリーム”と“バリアクリーム”ですが、「ビューテS」の優れた特性をご理解いただく第一段階として、まずこの両者の違いについて簡単にご説明いたします。
肌荒れの原因は、水やお湯、洗剤やさまざまな薬品といった刺激物の他に、暖房やクーラーによる乾燥などがあります。通常のハンドクリームの場合は、刺激物や乾燥によって失われた肌の油分を補 うことを主たる目的としているため、仕事後に塗ることになります。これでは肌が荒れてからケアをほどこすことになるため、肌荒れに対する根本的な解決にはなりません。クリームを塗った直後は多少肌がうるおった感じはしても、 荒れてはケアをするというのでは悪循環の繰り返しになってしまいます。これを繰り返すとお肌にだんだんと確実にダメージが蓄積し、やがては油分を補うだけでは効かなくなるほど荒れは進行してしまいます。
とくに業務上、どうしても刺激物に触れるお仕事をされている方の場合には、荒れが悪化し、皮膚科に通院することになってしまうことも珍しくありません。 この場合、たいていの皮膚科では、塗り薬は処方してくれるものの、完全に治すためには“肌を刺激物に触れさせない=仕事をしない”ということを言われてしまいがちです。そこでお肌を事前に刺激物から保護する“バリアクリーム”が注目されることになります。
まず異なるのは、読んで字のごとく、ハンドクリームが“手”のみのケアを目的としているのに対して、バリアクリームは“手”だけではなく、顔から足の先にいたるまで“全身”の皮膚の保護を目的に開発されています。また、ハンドクリームはお仕事後のカサついた手に油分などで潤いを与えるのに対し、バリアクリームは、お仕事前に塗り込むことで、皮膚を外的刺激から保護をするものです。「荒れてからケアするもの」と「荒れる前にケアするもの」では、皮膚への負担は圧倒的に後者の方が少なく済みます。
工場関係はもとより、肌への刺激が強いパーマ液を扱う美容師さん、酢やお湯をふんだんに使用するお寿司屋さん、また農薬や樹液が荒れの原因となる農業関係の方々など、仕事環境にはお肌へのあらゆる刺激物が存在しています。そんな中で手荒れ・肌荒れと闘い続けてきた方へこそ、「そもそも荒れさせないバリアクリームの新習慣」をおすすめします。
ビューテSが愛される理由
弊社が仕事前に塗って肌荒れを防ぐバリアクリームに着目した当時は、 一般に肌をケアするものといえばハンドクリームしかありませんでした。ところが近年、バリアクリームの概念も業務用を始めとして、広 く浸透するようになり、一般の主婦向けにも「水仕事前に塗る」タイ プのクリームが何種類か発売されるようになりました。ここでは、一般的な「お仕事前に塗る」タイプのクリームと、「ビューテS」との 違いについてご説明いたします。
【成分にシリコンを一切含んでいない】
多くの「仕事前に塗る」タイプのクリームは、成分に含まれるシリコンによって皮膚の表面に皮膜を形成し、刺激 物を寄せ付けないようにしています。 ただし、このシリコンによる皮膜は・・・
(1) ベタつきやぬめりが残って、仕事がしづらくなる。
(2) 中性洗剤、または石鹸で簡単に皮膜が落ちてしまい、保護効果には持続性がない。
(3) シリコンが触ったものに転写してしまう。
(4) 仕事後で皮膜を落とさなくてはならない場合がある。
(5) 少しでもキズがあるとしみる。
などの問題が生じてしまいます。 ビューテSでは、このようなシリコン系クリームでの問題は一切起こりません。
ビューテSの特性
【ビューテSの皮膚保護特性】
ビューテSの主な成分は、パラフィン系の薬剤によってできています。 お肌に塗るというより、むしろすり込むようにご使用いただくのが効果 的です。伸びが良く、ベタつかず、臭いもまったくありません。皮膚保 護の特徴的なメカニズムは、皮膚の表面ではなく、角質層に浸透してお 肌を守るという点です。浸透していますので、表面のクリームをお湯や 石鹸などで洗っても、効果は持続し、肌荒れの原因となる刺激物は一切 受け付けなくなります。
角質層に浸透したクリームは、新陳代謝により3〜4時間で自然に抜けて いきますから、薬品等をつけて落とす必要はありません。ビューテSは 医薬部外品です。成分中に肌荒れを直接治すものは含まれておりません が、刺激物から確実にお肌を守ることによって、皮膚が本来持っている 自然の治癒力を助け、結果的に肌荒れを治すために効果的であるといえ ます。
【身体に有害な成分は一切なし】
一度すり込んでおけば、皮膚の表面を石鹸などで洗っても保護効果が失われないうえ、万が一口に入ってもまったく無害ですから、食品等を扱われる場合にもご使用いただけます。無臭なので、クリームの臭いが食品に移る心配もありません。
口に入れてもまったく無害なので、食品業界や飲食店でのご使用もまったく問題ありません。
ビューテSの汚れ落ち性能
【ヘアカラー塗布テスト】
角質層に浸透し、刺激物からお肌を守るビューテSは、同時に細かな汚れも寄せつけず、たとえ汚れても汚れの粒子が深くは浸透しませんから、容易に落とすことができるのも大きな特長です。ご存知の通り、ヘアカラーが手肌に付くと石鹸で洗い流しても、なかなかキレイに落とすことができません。下の写真は、ビューテSを塗った手、他社品を塗った手と塗らなかった手に、ヘアカラーをつけた後、30分経ってから手洗いした結果です。手 洗いで強くこすってもヘアカラーは残りますが、ビューテSを塗った手が最もよく落ちました。
使用方法とご注意点
「ビューテS」の使い方は極めて簡単です。よく洗った手肌に擦り込むだけでOK。汚れたままや濡れた状態で塗ってしまうと、クリームが角質層に浸漬しにくいので保護効果が薄れてしまいます。塗り過ぎてしまってベタつきが気になるようでしたら石鹸で洗い流しても保護効果は3~4時間持続します。手だけではなく、全身にお使いいただけます。
使用上のご注意点
使用中に赤み、はれ、かゆみ、刺激などの異常があらわれた場合は使用を中止してください。すでに荒れてカサついた手肌に塗布しても問題はございませんが、前述のような症状が出た場合には、直ちに使用を中止して、専門医にご相談ください。肌荒れを治す成分は入っておりませんので、傷口には塗らないでください。
保管上のご注意点
ご使用後はしっかりとフタを締め、クリームが乾燥しないようにご注意ください。極端に高温・低温の場所、また 直射日光のあたる場所には保管しないで下さい。とくに夏場は車の中に放置しないようご注意ください。長期保管で、配合されている成分の極端な変質などは起こりにくいですが、含まれる水分量の減退によりクリームが固くなり、使用感が変化することがございます。この場合には、塗りづらくなりますが、ご使用いただいてもとくに問題はございません。
男性、女性問わず、すでに「ビューテS」を長年ご愛用いただいているお客様は大勢おります。 「お仕事前にバリアクリーム」という習慣は、すでに定着しつつあります。 ハンドクリームは手肌の荒れる要因を行ってからケアするもの。 一方、バリアクリームは荒れる要因自体を予防するもの。 「知っているひとはどちらが良いか知っている」それがビューテSです。
ビューテSは様々な業界の働きもんに愛され続けるバリアクリームです。ハンドクリームでは対応しきれないほど、手肌は敏感です。「働きもんの手肌を守る」ビューテSを一度でも使っていただければ、その本当の意味をご実感いただけるはずです。